植木。
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自社設計物件の時は外周部にサーモプライを張るのがおなじみですが、川口の家ではシージングボード(アセダスD)を張りました。サーモプライとアセダスDを比較すると、耐力はサーモプライの勝ち。気密性もサーモプライの勝ち。
透湿性はアセダスDの勝ちです。
なぜアセダスDのチョイスに至ったかというと・・・・サーモプライを張る時は気密性を高める事に重点を置くので暖かさも期待できます(室温が逃げにくい)(内装を無垢や漆喰を使用する事によりシックハウス問題をクリアー)。
基礎と土台を気密パッキンで気密化し、外周部をスッポリ気密しないとサーモプライの性質を上手く活かせません。(かえって逆効果を生みます。)
川口の家は基礎と床下が通気状態(基礎パッキンで床下は外気と同じ条件)です。床下が外気と同じ為、冬場(夏場でも暖かい空気とエアコンの冷たい空気がバッティングする事により結露)の寒い空気が壁内を通り壁内結露を起こす危険性がある為、あえて空気を外部に逃がす仕組としています。そのかわりに、ボードの下で気密シートで気密して室内の湿度が壁内に侵入しないようにしています。外断熱や内断熱やこの気密の話もそうですが、現場の状況により適した工法を施工者としてチョイスしていかなければなりません。《富野龍次》
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先日の土曜日に無事上棟しました。桧柱と杉通し大黒柱と杉の平角で造った手キザミ住宅です。
木組みの家にコージェネレーションシステムを組み合わせた住宅となります。
コージェネレーションとは、ガスを燃焼させて排熱を利用し、動力・温熱・冷熱を取り出して総合的にエネルギー効率を高めるシステムです。簡単に説明すると、家庭内に発電所を作り電気を作り、排熱でお湯も作っちゃうシステムです。
オール電化と比べ、常時即座に大量の熱湯を供給可能な事、電気使用量が減り光熱費の削減を図れる事、発電時の排熱を有効利用するため、二酸化炭素排出量が少なく環境に優しい事をPRしています。
たしか補助金も14万?くらい出ます。自治体によって違うかもしれませんが。初期投資がエコキュート(オール電化)よりも高いですが、都市ガスがきている地域で環境問題に関心がある方にはおススメのシステムです。
さいたまの家では太陽熱を利用して住宅に熱を取り入れて暖房効果を期待するシステム(そよ風)を付けました。薪ストーブを併用したので自宅敷地内の薪を利用して環境にも配慮型です。住宅にプラス環境に優しいシステムを付ける事が今後の住宅での課題です。
頑丈な躯体に環境に優しい付加価値と住みやすさがあれば多少のコストアップは割安感につながるのでは?《富野龍次》
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家造りは大工で決まります。特に木造住宅に至っては顕著です。近年の日本では、大量に安いコストで家を造る事に特化してきた為に高耐久で高寿命の家造りが忘れられていました。政府の指針で200年住宅ビジョンが打ち出てされてきました。
欧米諸国では高寿命住宅は以前から価値が高く中古物件では、繰り返し行われてきたメンテナンスなどが住宅のカルテに全て書かれており、家の価値を決める重大な要素となっています。高寿命の住宅を決める要素とは
?やはり頑丈な木組みの軸組みと基礎で決まります。木造住宅では在来工法と枠組壁工法(2x4)があります。在来工法は柱と梁で構造を形成するに対し、2x4工法ではフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ちつけて面で持たせる構造です。
日本では四季があり、梅雨や台風・地震と建物に影響する自然の脅威があります。湿度が低い欧米で標準的な2x4は日本ではあまり適していません。在来工法の良い点は適度な柔軟性がある事。柱や梁の架け替えが出来る為、リフォームを簡単にする事が出来ます。
軸組みの良さを活かす大工の技術が衰退している要因の一つがプレカット加工の普及です。昔では一般的であった大工が墨付けをし、構造材を刻む『手キザミ』が特殊な事になってしまいました。墨付け・刻みが出来ない大工がどんなに造作をしてもそれなりの家しか出来ません。形だけを造る大工では高寿命の高耐久住宅を造る事は難しい事です。昔ながらの工法を使い、新しい技術を取り込んだハイブリット住宅が200年住宅にふさわしいかもしれません。《富野龍次》
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基礎の天端ならしの状況。基礎の高さを間違えてかさ上げをしている訳ではありません。
基礎立上り打設時にあらかじめ10~15mm下げて打っておいて、枠ばらし後にレベルを出して正確な基礎天端を造る手間を掛けたやりかたです。
近年の基礎はセルフレベリング材で基礎天端を造るやりかたが主流です。セルフレベリング材(レベラー)はある程度平らにはなりますが、枠に付けたマグネットの高さ(3尺おきにマグネットを型枠の内側に付けてレベラーの墨の替わりにする)をたよりにレベラーを流すので完全な平らとはいきません。左官の基礎天端ならしは脱枠後、基礎に墨を出してから行う作業なので正確な基礎天端を造る事が可能となります。
《富野龍次》
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